「ソフト主婦」という自分軸を持つ方法
私が提案している「ソフト主婦」とは、自分の心地よさを大切にしながら、生き方・暮らし方を“やわらかく”選んでいく女性の生き方そのものです。
世の中には、女性を取り巻く価値観の分断がいくつもあります。
たとえば「子どもがいるか・いないか」「専業主婦か・共働きか」といった属性だけで、まるで派閥のような空気が生まれる……そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
結婚しなくても幸せになれる時代になったにもかかわらず、いまだに「結婚=子どもを持つこと」と結びつけられたり、共働きが“当然”という前提の中で、専業主婦への風当たりが強く感じられたり。
家事・育児・仕事のすべてを器用にこなす人もいれば、どれかひとつだけでも精一杯という人もいます。
得意不得意があるのは当たり前なのに、「世間の標準」に自分を当てはめようとすると、急に自分が劣っているような、居心地の悪さを覚えてしまうことがあります。
「普通」ではなく「自分の幸せ」を基準にする
私が伝えたいのは、たったひとつです。
「周りがそうだから」ではなく、
「自分が幸せだと感じるかどうか」で選んでいいということ。
- 周りが選んでいるから
- そうするのが“正しい”とされているから
こうした外側の理由ではなく、
- 自分が心地いいから
- 自分が笑顔でいられるから
そんな内側の感覚を選択の基準にしてほしいのです。
どっちが良い・悪いの考え方は捨てましょう。
結婚していようが、子どもがいようが、働こうが働くまいが、どの選択肢も上下はありません。
極論を言えば、「どっちでもいいし、どっちを選んでも私は幸せである」というマインドこそが、ソフト主婦のライフスタイルなのです。
外側に合わせた選択は、後悔につながりやすい
周りの声に合わせて選んだ選択肢は、うまくいかなかったときに後悔が残りやすいものです。
「周りがそう言ったから」
「私が不幸なのは周りのせいだ」
そんなふうに他責思考になってしまうこともあります。
また、自分が選ばなかった選択を選んだ人を見て、心が揺らいだり、不安を感じたりすることもあるでしょう。その選択のほうが魅力的に見えたり、「あっちを選べばよかった」と感じることもあるかもしれません。
だからこそ大切なのは、常に自分の内側にアンテナを向けて、どちらが心地よいのかに素直になること。
そして、自分の選択に責任を持つこと。
「周りが言ったから」「あの人がそっちを選んだから」ではなく、「私はこう感じるから、こっちを選ぶ」。
この自分軸を持っていたら、どの道を選んでも、あなたの人生は必ず心地よい方向へ育っていきます。
今すぐできる自分軸の育て方
自分軸の土台になるのは、「私はこれが好き」「私はこうすると落ち着く」という、ごく小さな自分の感覚です。
- 朝はゆっくりコーヒーを飲みたい
- 静かな時間があると安心する
- 家事は少しずつやるほうが楽
こうした“ほんの少しの好み”を否定せず、ちゃんと受け取ること。
ソフト主婦の“ソフト(soft)”には、柔らかい、繊細な、穏やかな、温和な、優しい、落ち着いた、寛大な、甘い……といった意味があります。
その言葉のとおり、柔軟な思考で自分に優しい選択を意識しましょう。
「今日はどのコップで飲もうかな」
「お米とパン、どっちの気分かな」
こうした日常生活にある小さな選択にもこだわってみてくださいね。


