共働きが当たり前と言われる時代、専業主婦になりたくても「専業主婦になりたい」と素直に言えない人は、意外と多いのではないでしょうか。

特にSNSでは、専業主婦に対する風当たりが強く、「甘えているんじゃないか」と見られてしまったり、自分自身も「時代に逆行しているんじゃないか」と不安になって、知らず知らずのうちに罪悪感を抱えてしまう人は少なくありません。

だからこそ、専業主婦を目指すうえで最初にやるべきことは、

その不安や罪悪感を手放すこと。

運動が得意な人もいれば、不得意な人もいます。

それと同じように「仕事が得意な人・苦手な人」「家事が得意な人・苦手な人」がいても自然なことです。

それにもかかわらず、世の中には「専業主婦=悪」「甘え」という価値観が、今も確かに存在しています。

問題なのは、その価値観が“外側”にあることよりも、いつの間にか自分の中にも入り込んでしまっていることなのです。

「働かざる者食うべからず」という無意識のルールに縛られたままだと、たとえ専業主婦になれたとしても「稼げていない私はダメだ…」と、まるで“ルール違反”をしているかのように自分を責め続けてしまいます。

そのため、専業主婦として幸せに暮らすためには、「専業主婦だからこそ生み出せる価値」を、自分の中で見つけておくことがとても大切です。

「専業主婦=悪」という思い込みを手放す

たとえば、専業主婦にはこんな価値があるかもしれません。

  • 役割分担することで毎日のやるべきタスクが減る
  • そのため、精神・体力・時間に余裕ができる
  • 綺麗な家と温かい料理で「帰りたい場所」を作れる

もちろん、これらに全く価値を感じない人もいるし、価値を感じる人もいます。どちらが正しいか、という話ではありません。

価値観は人それぞれ違っていて当たり前なのです。

推し活が好きな人もいれば、山登りが好きな人もいる。スマホゲームに課金することに価値を感じる人もいれば、まったく理解できない人もいます。

それと全く同じです。

もし自分とは違う価値観の意見を耳にしたとしても、「私は価値を感じるけれど、あなたはそうではないんですね」っていうだけ。それだけで十分なのです。

相手の価値観を変えようとする必要はありません。
ただ、自分と同じ価値観を持つ人と出会えばいいのです。

本当は専業主婦になりたいのに、無理をして相手の価値観(共働き)に沿った生き方をすれば、後々苦しくなるのは自分自身です。

ちょっと厳しい言い方になってしまうのですが、「専業主婦にしてくれない相手」が悪いのではなく、「その生き方を選び続けているのは自分」という視点も持っておく必要があります。

今すぐ“専業主婦の自分”を体現する

同じ価値観を持つ男性と出会うためには、自分自身がすでにその価値を体現している必要があります。

たとえば、「夫の帰りを温かいごはんで迎えたい」と思うなら、今のうちから料理を練習しておくこと。「整った家を保ちたい」と思うなら、掃除や整理整頓を日常に取り入れておくこと。

口で理想を語るだけでは、その理想を共有できる相手と出会っても、具体的な結婚生活のイメージにはつながりにくいものです。

場合によっては、「本当にその生活ができるのかな?」と不安を与えてしまうこともあるかもしれません。

だからこそ、「こういう価値があるから私は専業主婦になりたい。そして、私は今からその価値を提供できます」という姿を示すことが大切なのです。

この考え方は、専業主婦に限らずどんな夢や理想にも当てはまります。

  • 小説家になりたい人なら、出版を待つ前に毎日文章を書く。
  • カフェを開きたい人なら、今のうちからレシピや接客を学ぶ。
  • フリーランスになりたい人なら、副業でも小さく仕事を始める。

つまり、「理想の自分」になるのは未来ではなく“今”。

今の自分が理想を体現していれば、同じ価値観や生き方に共鳴する人と、自然と出会える可能性は高まっていくのです。